「わけるとつなぐ」は、論理的思考力を手に入れる入り口になる。

タイトル:わけるとつなぐ--これ以上シンプルにできない「論理思考」の講義

著者:深沢真太郎

出版社:ダイヤモンド社

 

目的:コンサルタントとして、論理的思考の仕方を学ぶ

 

学び

・「わける」という行為は、「要素」と「比較」に分解されること

・つなぐことは接続詞でつながること

 (さらに、ゆえに、しかし、よって、、、)

・基準を設定し、その基準を数値化することで比較対象も数値で仮定出来ること

・あいまいな感情を仮に数値化することで、比較することの判断材料になること

・頭だけで考えるのではなく、絵におこして「わけるとつなぐ」をすること

・正論を伝えても、納得していない人間は自ら行動を起こせないこと

・目的達成の為に何をすべきかに納得していると行動を起こすことが出来ること

・どんなに知識や経験よりも大切なことは「誰かを喜ばせたい」という感情が人を動かすこと

 

行動すること

・仕事やプライベートで課題だと思うことを書き出す。

・その課題に対して原因をわけてつなぐ。

・課題解決に対して、効果出そうなロジックを行動に変える。

 

所感

・小説ベースで話が展開していくので、とても読みやすかったです。女子サッカー部が

「わけてつなぐ」を活用して、どう試合に勝つかという話なので、サッカーを10年間

やってきた私としても非常に分かりやすい本でした。

・「わけるとつなぐ」を意識して論理的に物事を考えていく一方で、ベースとなるのは

誰かを喜ばせたいという感情なんだと学びました。お客さんや友人、家族を喜ばせたいから

こそ、わけてつなぐを実践し、論理的思考を身に付けていきたいと思います。